赤目

朝っぱらから長女に「そんな目で見んで」といきなり。「気持ちわるい」などと言われて最近の5年生は非道いこというなあと、いぢける間もなく、目玉を替えるそぶりをしながら次々目つきをかえて、「こんな目ならどう? こんな目は?」などと言って、笑わせたりあきれられたりした後、顔を洗いに行った。鏡を見て吃驚。きもちわり、と思いました、自分でも。白目が赤目になってる。時々目が充血して、割と最近もなってたんだけど、今回は初めて内側が赤くなった。我ながらホラーっぽいなあと思いながら、わざとたくさん赤目が見えるようにして、娘たちを怖がらせた。
近所のおばさんにもらった目玉おやぢ指輪とともに
金目鯛に近づくようにという神のお達しか、彼らの見てる世界を見てごらんと言わんばかりの金目鯛のカラーコンタクトをもらったみたい。でも、ぜんぜん見え方は一緒。(白目だからトーゼンだろうけど)

職場に行くと、園児たちからも同僚達からも保護者からも心配されて申し訳ないのだが、こちらとしては見えないし、自覚症状もなければ痛みもない。
先生方からは、昨日熱く語ったからではないかと言われた。昨日の夕方、小学校の先生と電話で話していた。そして、ぼくが熱くなり出してたのを横目に「ああ、はじまっちゃった」とばかりに、先生方は帰って行った。だっていのちの話なんてするんだもん。そしたらさあ、「生きてるだけでキセキなんて、使い古された言葉」「癒し系みたいなこと言ってていんですか」くらい言うよねえ。
余りに情熱的で、血の気が多すぎて、血管破っちまうほどなんだよとうそぶいたら、妻に言われました。献血しなさいって。