2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

甘茶ショック

大同寺の花まつりで甘茶をご馳走になった。 口当たりはえぐいようで苦いようで、ちょっぴりクセがあるのだが、喉を通った直後から次第に甘さが湧き立ってきてしばらく後味に甘さが残る。この時間差が不思議だ。 蜂蜜でも入れたのか、なにで甘い味付けをして…

アラカワノザイショトコトバノカベ

荒川修作のプロフィールの(1936.7.6.-)のあとに、(-2010.5.19.)が加わった。死なないためにと言い続けたおばけのような彼について、語るのは難しい。素朴な「追悼」はアラカワを前に、萎える。語りたいことは、たくさんある―拙著にもアラカワへの言及ペー…

愛か本能か

ツバメの母親は子どもへの愛で口にえさをはこんであげます。 とかなんとか言うテレビのコメントに対して息子曰く、 「愛ぢゃなくて本能だろ」 あー、そういうこと言う歳になったんだなあ。5年生だもんなあ。 ただ、この愛と本能の問題、息子が代表する考え方…

口は災い福となす!?

口は災いのもとっていうけれど、ほんとそうだなあ。災いを恐れては何もできない。むしろがんがん災ってやるぜ。災い転じて福となすんだからね。こんなふうにうそぶく元気がないと、もう、黙っとこなんて思っちゃうねえ。

子どもの言葉(30)私の死

狐の死骸が野ざらしで、風化していくままになっているところがあるということは、以前書いたっけ? 公園に行く途中、そこを通ると娘が合掌している。 そして、兄がナマンダブもせずに通り過ぎていったことを、ぼくに告げ口のように話す。公園に向かおうとす…