2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

色のない世界

中学校生の頃から、ぼくの格好は「派手だ」とよく言われた。逆立てた髪型はよく「寝癖?」と言われた。とかく「人と違う」「変わった」風体だったのだろう。大学でお世話になった先生には「インディアン+パンク」といわれおもしろかった。でも、大学生の頃…

四歳児が死ヲ想ウ

夜、末の娘が急に泣きながらぼくに訴えかけてくる。 「エイクン死ンヂャッタァ」とぼろぼろ涙を流している。土曜日にエイが家に来ていたようだ。しっぽを触るといけない、毒があるからとかなんとか、息子も騒いでいた。小さな水槽に、エアポンプのようなもの…

ブッダの言葉を語るのは誰か

大学を辞めて以来、園児とその保護者以外の、大勢の人の前で話をする機会を久し振りに与えられた。島根県の金藏寺という由緒あるお寺での話だ。それを講話と呼ぼうが、講義、お説教、法話、その他なんと呼ぼうが私自身はかまわないのだが、お寺での話は法話…

体の声に耳を塞ぐ日々

体を動かす日が二日つづいた。 めづらしく六時台に帰ってきたぼくを捕まえて妻が子どもたちとともに陸上競技場に連れて行ってくれて、トラックを歩いたり走ったりした。単調で退屈に思えたものの、帰る頃にはもうちょっと走っていたいと感じていた。走った後…

旬ぢゃないけど双子の文章

2008-04-10のブログ「問と答」に書いたことは、講義でもしばしば言ってきたことで、「おうまはみんな」という歌を使って説明をしたり、さらにその替え歌を試験問題にまでして楽しんだ事柄である。ただ、文体があまり説明的でなかったせいか「意味不明」だっ…

子どもの日のごちそう

子どもの日、子どもたちがケーキにデコレーションをして楽しみました。大きな苺もどすんと乗って、立派にできました。 その横に、置かれていたのが、これ。何かわかります? 蜥蜴の尻尾。漢字で書くと、あの切れてからも動いている様の不気味さにふさわしい…