さつきの 空をおがむことなく

産まれてまもなく、病気が発症する子どもがいる。小さな体で、大人もおそれる手術という大事にのぞむ子もいる。体を覆うほどの傷みに堪えて生きて行く子どももいる。親の愛情をいっぱいいっぱいうけながら、それでも死んでしまう子どももいる。
余すところのない生き死にを目の当たりにする時、自問せざるを得ない。生命に恥じない生き方をしているか。