子どもの日のごちそう


子どもの日、子どもたちがケーキにデコレーションをして楽しみました。大きな苺もどすんと乗って、立派にできました。
その横に、置かれていたのが、これ。何かわかります?

蜥蜴の尻尾。漢字で書くと、あの切れてからも動いている様の不気味さにふさわしい印象を得られるかも知れませんね。この二日ほど、トカゲ探しに夢中になっている息子が、何度か庭で捕獲しかけながらも、しっぽを切って逃げられた。そのしっぽを娘が持って気味悪がって遊んだり、切れてから一五分も動いているとおどろいたりしていました。そして、息子がそのしっぽを食べてみようと言い出したのです。
尿や血を味わわずにはいられない、トカゲを捕まえたら指を噛ませてその強度を測らずにおれない、実験精神を大したものだと思いながら、ちょっとためらっちゃったなあ、食べるのには。とはいえ、本に書いてあることは違ってるかもしれないから実験で確かめることが大事とかなんとか日頃すすめている私としては、とめる理由はないよなあ。
で、ご相伴にあずかりました。フライパンで炒めて。トカゲよりカナヘビのしっぽのほうが肉っぽくって、お酒のつまみにはなるかもしれません。縄文時代の人達はきっと食べてたんだろうね、などと言われて頷きながらも、ぼくの頭にあったのはジムシーでした。