軽薄(訂正版)

JackSpirit2008-06-04

日常生活では軽薄なのが好きで、自分自身もケーハクに見られることがあると、うれしい。だって、深く考えてしまう業を負ったものとしては、おのれの顔が思索中に険しくなるらしく、それなら頻繁に険しい表情をまとっていることが推測され、こりゃ人相悪いよなあ、と思う。父が以前、自分は人相が悪いと言ったことがおかしかった記憶があるが、こういったことが意識されていたのかも知れないと、思うのである。今となってはひとごとではない。
重いものに志向してしまう自分としては、ふわふわしてる感があるなら、うれしい。Welcomeケーハク。
重厚なチョコレートに出会った。娘が「ちょこれーえと、ロッテ」と歌うと、ぼくはつい否定して、いや、「チョコレートは明治♪」だよと言い、「ガムはロッテ、野球は巨人」とも言う(このコピーを知ってる人はあんまりいないかな。巨人の優勝がV9で止まった年にパリーグでたしかロッテが優勝したころのCMだからなあ。ぼくは巨人ファンではありません。念のため。)
ところが、いまや「チョコレート、ロッテ」だ!と言いたくなるような重厚さ。その名も「リッチ抹茶チョコレート(贅沢濃茶点前)」
味の分析や描写ができない者が「うまい!」の一言を言うための、回りくどい前置きだなああああ。