へび回想

今年はへび年だというので、何年か前に書きそびれてたことを書こう。何年か前とは2010年のこと。2010−04-04のブログで息子が念願の蛇を捕まえた話をしたのだが、それからというもの彼は立て続けに蛇を捕まえる。そしてシマヘビだけでなく青大将まで捕獲し、飼っていた。そのころのメモでこんなことが書かれてあった。
その夕方、私が帰ると、息子が近寄って来て「さっきまで青大将さわってたァ。きもちいいんだァ」と鼻から息が抜けるような、トローンとした表情と声付きで、言うのである。恍惚に近い。「そうか、そんなにいいかあ、いいなあ」とかなんとか応える私。
それほど蛇に夢中になってたころは、蛇の夢に中で生きていたと言えば大げさだが、夜中半身を起して「青大将」と言って手を床に伏せるという寝ぼけ方までしていた。
松江の雑貨屋に行った時、店内に興味のなかった息子は周りが田んぼだったのをいいことに娘を連れて蛇探しの行脚に出かける。田んぼのあぜ道を進む行進のたのしそうなことと言ったら。

そしてみごと蛇を見つけてきたのであります。

兄貴のおかげで娘たちも蛇を恐れる気配もなく、掴むどころか首に巻きつけて楽しんでいました。

娘の一人はおでこをかまれたのに、その後も特段こわくなることもなく、かわいがっていました。