腹の温度

今日、へー、ちょっといいなと思ったことがあった。米子駅のコンビニにある棚があって、水、お茶のペットボトルが置いてある。「常温コーナー」とのこと。冷蔵庫の普及のせいか、何でも冷やして飲むようになったのだと思うが、たしかに常温の方がよかったりうまかったりするものは色々ある。
うまい麦酒は冷やさなくてもうまい。赤いワインを冷やす人の気がしれない。小岩井農場のレストランで出た常温の牛乳はとっても牛乳の味がした。しぼりたての牛乳かとたずねたら、ただの牛乳を常温にしただけと聞いて驚いた。農場の朝、お腹壊しても知らないよと言われて無理を言って飲ませてもらったウードマン・ポンチアク・バターという固有名詞を持った牛さんのしぼりたて牛乳もうまかったが。
そして今日たまたま、「弁当の日」ムーヴメントを巻き起こし中の竹下和男氏の講演を聞いた。夜中にアイスを食べてしまう食習慣の女子大生の話が出た。腸内の温度がぐっと下がるから良くないのだそう。そして、よい漢方薬の薬も、薬はよくても効かない腹があるのだという。それが、冷えた腹だそうだ。冷たいものの飲みすぎ。(砂糖の話はここでは措くが。)
そしてもう一つたまたま、これを書いている横で妻がこんにゃくパスターをしている。熱したこんにゃくをお腹にあてるという東条百合子さんの『自然療法』に書かれているものだ。腹から
とってもあったまる。