子どもの言葉―「何もいらない」は「かっこいい」?

小5娘が寝る前に本を読んでと言うので酒井駒子さんの「しろうさぎとりんごの木」を読んだ。

しろうさぎとりんごの木

しろうさぎとりんごの木

「しろうさぎにとってひつようなものはなんでもそろっていました」という一句のあるページを読んでいたら、娘曰く「これうさぎが思ったこと?かっこいいこと言うなあ。何も要らないなんて。ふつう、あれがほしいこれがほしいでしょ。」何もいらないというのがかっこいいという発想が身についているということに驚いた。そしてうれしい感じがした。
ぼくら、もゆ(その娘)にそういうこといってるのかな、と妻にたずねたら「スナフキンでしょ」と一言。なるほど。