14歳の現況

息子が14歳になった。図書館で池田晶子の「14歳の哲学」をおもしろく読んでいるようだ。「古事記」「出雲国風土記」は相当好き、で、「世界の神話は読みたいものがいっぱいでこまる」と言っている彼にねだられたのは、「マハーバーラタ」「マナス」「リグベーダ」。なかなか書店に在庫がない。
久しぶりに「静電気」マニア復活の兆しで、本に乗っていたウィムズハート静電高圧発生器という装置が8万円もするから自分で作ってみたいとか言っている。

誕生日の午前、百舌鳥のはやにえ(早贄)だというので庭に出ると、まあよくこんなものが目には入るなあと感心する。

「はやにえ」という知識がそれを見出す感性に降り立ってこその発見である。
14歳になる数か月前、とうとう越されてしまった。身長?いや、それはまだまだ小生が高い。

足の大きさは抜かれていたことに気づいた。彼は親指がいちばん長く、小生は第二指がいちばん長いのだが、九月の時点で第二指以外は抜かれていた。

ところが、今日はかってみると何だこの成長ぶりは!ものの2か月で優にでかくなっている。


これではみやざきひろかず氏の「ワニくんのおおきなあし」ではないか。彼の靴代でわが家が傾きそうなこの頃なのである。

ワニくんのおおきなあし (ニッサン絵本大賞作家集)

ワニくんのおおきなあし (ニッサン絵本大賞作家集)